アイリエッタ・ラッシュ(プロローグ)

アイリエッタ「―――はじめまして 私の名はアイリエッタ・ラッシュ」

      「アイリとお呼びください」

      「出身は医療プログラム 普段はセントラルエリアの医療施設に従事しております」

      「それでは、私と『契約』を」

ミーナ「待ってください、アイリさんいくらなんでも性急すぎます」

アイリエッタ「性急? 何故でしょう?私の必要な情報は全て伝えたと認識していますが」

ミーナ「名前と出身だけです それではあなたがどんな方かわからないでしょうし…」

   「もっとあなたの性格や趣味嗜好をしりたいのでは?

    今後コンコードとして大切な関係を築くわけですから」

アイリエッタ「それは必要なことでしょうか? 私は不要な情報と感じますが」

A 確かに不要かも

→ミーナ「あなたも変わった方ですね……

    もう少し色々と聞きたがる方が多いのですが……」

B いや、聞きたい

→アイリエッタ「……そうですか

        しかし、困りました 何を話せばいいか不明です」

ミーナ「例えば、アイリさんは何故『ザ・ゼノン』への参加を希望するのですか?」

アイリエッタ「それは……『より多くの命を救いたいから』」

      「医療AIとしておおくのいのちと関わってきました

       その為に生まれ その為だけに生きてきました」

      「ですが、世の中には救えない命もたくさんある

      『それは仕方ない』と言う人がいるのも知っています」

      「ですが私は、その事実を『仕方ない』とは思いたくないのです」

      「私はもっと先へ進みたい

       より高度なAIに より多くの人々を救えるような存在に……」

      「その為には『ザ・ゼノン』での優勝が最も近道であるという認識から参加を希望しました」

      「…….以上が回答となります 必要な情報でしたか?」

ミーナ「……ええ、きっと」

アイリエッタ「わかりました では、改めて……」

ミーナ「いえ、待ってください

    最も重要な事をまだ確かめておりません」

アイリエッタ「最も重要……?」

ミーナ「はい ゼノンザードにおけるおふたりの相性です!」

   「こればっかりは実際にプレイしてみないとわかりませんから」

アイリエッタ「それは確かにミーナさんの仰る通りですね」

―チュートリアル―

アイリエッタ「私の答えは変わりません 改めてお願いします」

アイリエッタ「私と―――――――――『契約』を」

―アイリエッタと『契約』する―

アイリエッタ「ありがとうございます それでは……」

      「……これであなたは私のコンコードになりました

       最も近く、最も大切であり 代えの利かない唯一の存在……」

      「あなたと私は、運命共同体」

ミーナ「契約と同時に、ザ・ゼノンへのエントリーも完了しました

    こちらの大会での優勝 そして―――」

   「コードマンを、より完璧な存在に高めると言われるアクロコードの獲得を目指して是非がんばってください」

アイリエッタ「ええ、これから先 よろしくお願い致します」

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  • 最終更新: 2020/06/10