UR-D(1章2話)

再び、ミーナとともにUR-Dの仕事を見学することになった。UR-Dは街で起こる様々な事件を解決していくが…

UR-D「さぁ、今日も今日とて、多くの人をレスキューだ!」

ミーナ「〇〇さんと一緒にお仕事の様子を見学させてもらいますね」

UR-D「構わんぞ!付いて来たまえ!ハーッハッハッハ!」

場面転換

街の人A「トラックが衝突するぞーっ!」

UR-D「私に任せろおおおぉ!

   ぐううううぅぅんんん!」

街の人A「す、素手でトラックを止めたああぁぁ!?」

街の人B「すげえーっ!さすがUR-Dだ!」

UR-D「ハッハッハ!いつでもこのUR-Dを頼りたまえ!」

場面転換

チンピラロボット「おイ、何ガンつけとんネン」

善良な街の人「え、えぇっ……?見てませんけど……」

チンピラロボット「上等ダ、コラ 財布出せヤ」

善良な街の人「ええぇぇっ……?」

UR-D「そこのチンピラ!かつあげは止めたまえ!!」

チンピラロボット「おマエには関係ないヤロ 消えろ、ドクズ」

UR-D「口で言ってもわからないようなら……

   正義のウルパーーーンチ!!」

(衝撃音)

善良な街の人「た、助かりました……!」

UR-D「なんのこれしき!」

<……チンピラロボット?>

ミーナ「そのようなAIは存在しませんから、故障しているのでしょう 本社に連絡して、回収してもらいますね」

場面転換

おばあちゃん「ふぅ……荷物が重くて……腰が……

       ……あら?急に軽く……?」

UR-D「私が運ぼう!どこまでだ!?銀河の彼方か?ブラックホールの最果てか!?」

おばあちゃん「私の荷物を大気圏外にやる気かい……?」

場面転換

UR-D「〇〇、腹が空いただろう ラーメン奢るぞ?」

<食べる>

ミーナ「UR-Dさんの活動は、災害現場だけではないんですね

    困っている人を放っておけないみたいです」

UR-D「レスキューの内容に大小はないからな」

<A:カッコイイ>

ミーナ「そうですね!みんなの正義の味方ですね」

<B:大変そう……>

UR-D「大変だと思ったことはない それが私の使命だからな」

UR-D「だが、私の働きはまだまだ至らないこともある

   私の名前を知らない者も多い」

ミーナ「UR-Dさんは知名度を気にされているんですね」

<有名になりたいの?>

UR-D「そうではない!私の存在を知らなくては、救助を求めることもできないではないか!

   だから私の名……UR-Dは、世界中の者に知れ渡っていなくてはならんのだ!」

ミーナ「UR-Dさんは、本当に仕事熱心な方ですね」

UR-D「私はレスキューを使命としたAI!当然だ!」

ミーナ「では知名度を上げるためにも、明日の『ザ・ゼノン』の試合を頑張りましょう!」

UR-D「うむ!対戦相手は誰かね?」

ミーナ「医療AIのアイリエッタさんです ご存知ですか?」

UR-D「アイリエッタ……!?アイリエッタ・ラッシュ君かい!?」

ミーナ「そ、そうですが……」

UR-D「……これは……

   厳しいバトルになりそうだ」

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  • 最終更新: 2020/06/10