シャーロット・シームズ(3章1話)
『エレメントについて』
『エレメントとは一般的にザ・ゼノンでの順位を決定するポイントであるが どうやらそれだけではないようだ』
『エレメントとは コードマンにとっての命』
『コードマンはエレメントを消失すると命を失う』
『しかし、恩恵もある 溜めれば溜める程 コードマンは進化――』
『まるで人格を形成するように、感情を豊かにしていく』
『これらが事実であるかどうか検証は出来ていないが これをビホルダーの上層部がひた隠しにしているのも事実である……』
シャーロット:ふむふむぅ……
メディーラ:これがアナタの欲した報酬……ダミアーノが調べていた情報よ
シャーロット:キミ、エレメントの秘密に目を付けてたのかい?
メディーラ:私はただ『ビホルダーの弱み』を調べて と頼んでいただけよ?
メディーラ:エレメントを失えばあんな事になるなんて知らなかった――
※回想
セネト:……………………
セネト:――――ボ
セネト:ボードゲーム ハ トッテモ タノシイヨ
セネト:キミハ ボクニ チョウセン スルノカイ?
セネト:ボクハ ツヨイゾ ゼッタイ マケナイカラネ!
※回想終了
メディーラ:全ての学習記録を失いエレメントを溜める事すら出来なくなり二度と、コードマンに戻れなくなるなんて
メディーラ:ダミアーノの記した通りあれはコードマンとしての『死』ね
プレイヤー:<選択肢>
A:もうザ・ゼノンで戦えない
メディーラ:安心しなさいアナタたちのエレメントの量なら1戦や2戦負けたくらいで死んだりなんかしないわ
B:そんなの信じられない
メディーラ:あらあら パートナーを失うのが怖いのね?
メディーラ:でも安心しなさいアナタたちのエレメントの量なら1戦や2戦負けたくらいで死んだりなんかしないわ
メディーラ:なんでもチャンプは―― セネト・ロールダイスは自分のエレメント量を偽って報告していたそうなの
メディーラ:……間抜けね ビホルダーグループも
メディーラ:セネトの嘘を見抜いていればエレメントの秘密が発信される事はなかったのに
シャーロット:ボクは感謝するけどね~
シャーロット:彼のお陰ですっごく大きな『謎』がこーんな身近にあるって分かったんだからさ~!
プレイヤー:<選択肢>(どちらも結果は同じ)
A:不安じゃないの?
B:シャーロットが心配……
シャーロット:なんでさ? メディーラが言った通りボクがすぐ死ぬなんてことはあり得ないし
シャーロット:不安よりもわくわくが止まらないよ~!こんな難事件っ!!
シャーロット:大企業の闇っ! 策略、陰謀っ!
シャーロット:コードマンへの見せしめ?あるいはビホルダーへの宣戦布告なんて可能性もあるな!
シャーロット:生まれてくる……ボクの中で色々な可能性が!無限にっ!
シャーロット:知りたい…………! 複雑な真実を…………っ!!
プレイヤー:………………
※シャーロットの自宅
プティ・ロッティ:ピピッ!(プレイヤー)! (プレイヤー)!
プティ・ロッティ:ナニ ぼーっトシテルンダ?
プレイヤー:実は…………
※今までの経緯を説明
プティ・ロッティ:ウ~ン……シャーロットガ危険ナ事件ニ夢中ニ……
プティ・ロッティ:残念ダケド シャーロットガソウナッタラ止メラレナイ 謎ヲ解クマデハネ
プレイヤー:<選択肢>(どちらも結果は同じ)
A:そんな…………
B:それでも止めなきゃ!
プティ・ロッティ:アノシャーロットガ自分ガ心底解キタイッテ思ッテル事件カラ離レル確率ハゼロ
プティ・ロッティ:ドンナニ解ケナイ事件デモ諦メナインダカラ
プレイヤー:解けない事件なんかないでしょ
プティ・ロッティ:デモ『あの事件』ハ――……
シャーロット:ロッティ 噂話ならボクの部屋じゃないとこでやってくれるかな~?
プティ・ロッティ:ワワッ!? シャーロット! 帰ッテタンデスカ!?
シャーロット:ついさっきね
シャーロット:……(プレイヤー)クンも乙女の過去を探ろうとするなんてイケナイ子だなぁ~
プレイヤー:<選択肢>
A:ご、ごめん……
シャーロット:うんうん 素直に謝れるのは良い事だよ~
B:シャーロットの事知りたくて
シャーロット:全く……だからって本人のいないところで こそこそ話なんて感心しないな~
シャーロット:そうやってのんびりしてるって事は仕事は終わらせたんだろうね? ロッティ
プティ・ロッティ:モチロン片付ケマシタッ!
プティ・ロッティ:ボクノ処理能力ヲ超エテル アル1件ヲ除イテ、デスガ……
シャーロット:処理能力を超えた?
プティ・ロッティ:ハイ、何カノ『暗号』ミタイデ……
シャーロット:暗号っっ!?
シャーロット:ロッティ 展開してくれ!
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- 最終更新: 2020/06/10
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