ヨルスケ・ヨーライハ(2章4話)

ブンキチ「……ブツブツブツ……」


ヨルスケ「……以上で不肖ヨルスケのノウガクを閉幕させて頂きまする」

ヨルスケ「みなみなさま ご観覧 誠にありがとう存じまする~」

観客「もう終わりなんて……!!」

観客「ヨルスケありがとう……これでまた明日から生きていける…………」

ヨルスケ「浮浮……☆ 熱い声援どうもありがとう ノウガクはこれで終わりだけど……」

ヨルスケ「今日は違った趣向のお楽しみも用意してるんだ」

会場アナウンス「これよりスペシャルエキシビジョン!!」

会場アナウンス「本ノウガク公演の協賛であるH&L社社長にしてコードマン ヒュートラム・オブリカーンと……」

会場アナウンス「ヨルスケ・ヨーライハとのゼノンザードバトルをご披露致しまーす!!」

観客「ワーーーーーーッッ!!!」

ヨルスケ「それに関してぜひとも紹介したい人がいるんだ」

ヨルスケ「(プレイヤー名)」

ヨルスケ「この人間は俺の大切なコンコード……皆々様 以後お見知りおきを☆」


ヨルスケファンの女性「……ヨルスケのコンコードだって……いいなぁ……」

ヨルスケファンの男性「羨まし過ぎるだろ……」

選択肢【契約は解除するかも……】/【バトルのこと聞いてない】

→【契約は解除するかも……】ブンキチ「何言ってるんですか! こんな素晴らしいコードマンと契約できたのに!」

→【バトルのこと聞いてない】ブンキチ「そんなこと どうでもいいじゃないですか!ヨルスケさんと一緒にゼノンザードができるなんて……」

ブンキチ「それだけで幸運なことですよっ!」


ヨルスケ「……さぁ、こっちにおいで 俺のコンコード君 苦苦苦……☆」


ヨルスケ「――舞台にようこそ 少しなら作戦会議をする時間もあるみたいだよ」

ヨルスケ「……あれぇ?浮かない顔だね 俺の舞はお気に召さなかったかい?」

選択肢【ブンキチがおかしかった】/【……何かのトリック?】

→【ブンキチがおかしかった】ヨルスケ「おかしい?彼は元々そういう人間なんだ」

ヨルスケ「苦苦苦苦苦苦……☆」

→【……何かのトリック?】ヨルスケ「トリック?なんのことだい?」

ヨルスケ「……俺が舞台から何かしたとでも?」

ヨルスケ「……それより ノウガクの感想を聞かせてくれよ」

【よかったよ】

ヨルスケ「………………………………」

ヨルスケ「……………………それだけ?」

ヒュートラム「バトルと関係ない話をしているのなら さっさと始めるぞ」

ヨルスケ「ヒュートラム 君も一言くらい俺のノウガクを称賛してくれてもいいよ? 浮浮……☆」

ヒュートラム「………………………………」

ヒュートラム「お前の舞台は……」

ヒュートラム「……やはり『怖ろしい』な」

選択肢【どういう意味?】/【やっぱり何かトリックが……】

→【どういう意味?】ヒュートラム「……分からんのか?」

→【やっぱり何かトリックが……】ヒュートラム「トリック?」

ヒュートラム「……どうやらお前はヨーライハのことを何も理解していないようだ」

ヒュートラム「ここまで『美』を受容する感性の乏しい人間もめずらしいぞ」

ヨルスケ「ある意味、大物だよねぇ」

【……?】

ヒュートラム「お前は観客たちの異様な反応に疑問を抱いているようだな」

ヒュートラム「それをトリックなどと思っているようだが……」

ヒュートラム「……フッ では何か?ヨーライハが舞台から何かしらの方法で観客たちを洗脳したとでも?」

ヒュートラム「馬鹿馬鹿しい」

ヒュートラム「ヨーライハの『それ』は洗脳よりも怖ろしいものだ」

ヒュートラム「なぜなら……」

会場アナウンス「両者 準備は整いましたでしょうか? そろそろバトル開始の刻限です」

ヨルスケ「……あぁ 時間切れ、だね」

ヒュートラム「……私の方は問題ない バトルの作戦も、完璧だ」

ヨルスケ「俺たちも大丈夫だよね (プレイヤー名)」

ヒュートラム「では、始めよう」

ヒュートラム「観るに堪える 美しいバトルを」


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  • 最終更新: 2021/01/23