ヨルスケ・ヨーライハ(2章3話)

ヨルスケ「ご来場の皆々様 千客万来、満員御礼!感謝感謝でございまする~」


竜胆「……す、すごい歓声だな……」

竜胆「……フッ この人気の秘密…………探偵マンガも多く手がけたこの僕が解き明かしてみせる!」

ヨルスケファンの男性「しっ!私語は慎んでくださいっ!」

竜胆「あ……すみません……」


ブンキチ「……ヨルスケさんの舞台を観るのも これが最後になりますね……」


ヨルスケ「これより幽玄の舞をご披露しましょう」

ヨルスケ「この世は所詮、仮の宿 泡沫の一期 浮世の定め 夢のまにまに……」


竜胆「……こ、これは……」


(一枚絵)

ヨルスケ「……………………………」

ブンキチ「……………………………」

選択肢【キレイ】/【スゴイ】

→【キレイ】ブンキチ「……はい……この世のものとは……思えません……」

ブンキチ「……自分が知ってる時のヨルスケさんより……ずっと……」

ブンキチ「進化してる………………」

→【スゴイ】ブンキチ「……スゴイなんてものじゃない……」

ブンキチ「……自分が知ってる時のヨルスケさんより……進化……してる……」

ヨルスケ「…………………………」


ヨルスケ「――第一幕 これにて幕引き――」

ヨルスケ「第二幕まで 暫しの別れをば……」

観客「……うぅっ……こんな舞台が観られるなんて……生きててよかった……」

観客「う、ううううっ……もう死んでもいい……」


竜胆「……人気の秘密を解明するのは……」

竜胆「不可能だ」

竜胆「これは……理屈じゃない」

竜胆「……仕方ない 続きは、純粋に観客として楽しむとしよう」


ブンキチ「………………………………」

選択肢【大丈夫?】/【いい舞台だったね】

→【大丈夫?】ブンキチ「…………………………………」

→【いい舞台だったね】ブンキチ「……その程度の感想しかないんですか……?」

ブンキチ「(プレイヤー名)さん……」

ブンキチ「自分……………」

ブンキチ「ヨルスケさんが師匠を殺したこと 墓場まで持って行きます」

【えっ!?】

ブンキチ「……自分 どうして師匠を殺めたのか……あの時の気持ちを思い出しました」

ブンキチ「ヨルスケさんは演劇界になくてはならない存在なんです……!」

ブンキチ「これほどの役者を失うわけにはいかないんですっ……!!」

選択肢【師匠が浮かばれないのでは】/【倫理的に正しくない】

→【師匠が浮かばれないのでは】ブンキチ「……師匠なんて……ヨルスケさんの存在意義に比べたら……」

ブンキチ「ヨルスケさんは演芸界の宝ですよ……!!」

→【倫理的に正しくない】ブンキチ「……それは分かっています だから……」

ブンキチ「罪は自分ひとりが被ればいいんです」

ブンキチ「自分が……ひとりで師匠を殺したんです……!」

観客「ああぁ……次のチケットも取れるだろうか……ヨルスケの舞台が観られなくなるくらいなら死んだ方がましだ……」

観客「全財産払ってもいいから……また舞台を観たい……」

観客「……幽玄の世界が……見えた……見えたぞ……ワシには見えたぞおおぉ!」

選択肢【……なんかみんな怖い】/【みんな感動し過ぎ】

→【……なんかみんな怖い】ブンキチ「怖い?何がですか?」

ブンキチ「むしろ(プレイヤー名さん) どうしてそんな冷静なんですか!」

ブンキチ「あなた……オカシイですよ!!!」

→【みんな感動し過ぎ】ブンキチ「何言ってるんですか!? あの舞台を観てよくもそんなことが……!!」

ブンキチ「あなた、オカシイですよ!」

ブンキチ「(プレイヤー名)さん!あなたも……黙っていてくれますよね!?」

ブンキチ「ヨルスケさんと師匠のことは……絶対に……絶対に誰にも言わないでください」

ブンキチ「……もし……言ったら……」

ブンキチ「あなたを殺して 自分も死にます……!!」

【……!?】


ヨルスケ「いざ、第二幕の幕開き――」


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  • 最終更新: 2021/06/18