ストーリー(ヒュートラム)3章 Viaggio 5.5話

――プルルル……


ラヴィル

 あ、(プレイヤー名)?

 この間は悪かったね……心配かけて


【もう大丈夫?】

ラヴィル

 うん 僕はもう平気だよ

 ……たまにあるんだ

 レヴィルか僕、どちらかの気持ちが昂ったりするとあんな風になっちゃう事……

 ヒュートラムも気にかけて連絡くれたのに (プレイヤー名)も わざわざありがとうね


【ヒュートラムが?】

ラヴィル

 うん……聞いてなかった?

 これは僕もなんだけど……

 ヒュートラムも あの時レヴィルが口走ってた事が気になったみたいでさ

 『カタストロフィ・アクティベーション』

 でも、レヴィル 全然教えてくれなくってさ

 僕にも言ってくれないなんて……

 ヒュートラムが教えてくれたエレメントの真相の事もあるし なんだか心配だよ……



――ギィィ……


司書

 ――こちらへどうぞ


ヒュートラム

 うむ


司書

 AI並びにコードマンに関する紙の研究資料を集めています

 データ化を急いでいるのですが 劣化の激しい物もありまして……

 お目当ての資料を探すとなると大変時間がかかるかと……


ヒュートラム

 構わん

 私がここにいる間 人払いをしてくれるか?


司書

 はあ……でも御心配には及びませんよ

 紙の資料を求める利用者様は少ないですから

 では、失礼します


ヒュートラム

 ふむ……コードマンと言えどこれは骨が折れそうだ……



――ペラッ


――ペラッ


――ペラッ……


ヒュートラム

 ……………………


司書

 ――オプリカーンさん もうすぐ閉館時間ですが……


ヒュートラム

 もうそんな時刻か……

 一晩ここを借りる事は出来ないか?

 早急にここにある資料全てを確認してしまいたい


司書

 ……普通の人であればお断りするお話ですが……


ヒュートラム

 そこをなんとか、頼む


司書

 上に掛け合ってみましょう

 コードマンの貴方であれば 許可が出るかもしれません


ヒュートラム

 ……感謝する


――ペラッ


――ペラッ


――ペラッ……



――ちゅん、ちゅん……


ヒュートラム

……………………


――ペラッ


ヒュートラム

 ……………………!



 ――年々AIは進化し続■■いる

 近い内に訪れ■であろう■■ギュラリテ■ヘ■■達は

 人■の生活に■大なる変化を■すだろう

 但し、■れが恩恵で■るとは限ら■■

 ヒトを脅か■存在へと変貌■る可■性もある

 我■人類は、彼等に対抗す■止力を持■■けれ■■■ない

 『カタ■■ロフ■・アクテ■ベーション・ブログラ■■仮)』

 ■のプログラ■を産■■す為には「アル■リズ■・■■■■■■」の解析を――

 ……………………………………………………

 ……………………………………………………

 ……………………………………………………

 ……………………………………………………

 ■■・マウナ

 ■ア■■国立■学



司書

 ――オプリカーンさん おはようございます

 どうです、調べ物は――……

 あら…………?



ヒュートラム

 やっと、お前を……人間を理解できる……

 私の悲願は……成就される――……!!




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ヒュートラム・オブリカーン

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2章 Emozione
1話 2話 3話
4話 5話 5.5話
3章 Viaggio
1話 2話 3話
4話 5話 5.5話
4章 Cuore
1話 2話 3話
4話 5話 5.5話