ミーナ

　……ヒュートラムさん、もう会社まで戻られたんでしょうか？

　！

　(プレイヤー名)さん、見てください……！

　AUBREYKAHN(オブリカーン)の新店舗が……新しくなってます……！？

ラヴィル

　ふわぁ……

ミーナ

　あ、ラヴィルさん！

ラヴィル

　あれ？ミーナさんと、ヒュートラムのコンコード君？

ミーナ

　どうしたんですか、この建物……

ラヴィル

　ああ～建て直したんだぁ

ミーナ

　え？

ラヴィル

　なんか気が付いたら建物が壊れてて

ミーナ

　ええええっ！？

ラヴィル

　で、まっさらになってたから

　だからもう勢いのままもう一回建てちゃったんだよね

　はぁ、疲れた～……

ミーナ

　……さ、流石建築家ＡＩですね……

ラヴィル

　あれから色々考えてたらさ、たくさんアイデアが沸いて、止まらなくって……えへへ

ミーナ

　……なんだか以前よりヒュートラムさんの望んでいたものに近づいてる……そんな気がします

ラヴィル

　うん　今度こそ、OKって言わせてみせるよ……！

ラヴィル

　まあ、ヒュートラムと仕事するとよくある事なんだ……

　良いモノを創りたいってお互い思ってるからね……

　熱くもなるし 無茶言うこともある

　でも――

　思ってる事、考えた事、全部ぶつけないと 最高のモノは産み出せない――と思うんだよね……！

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ヒュートラム

　……実に情けないものだな

　こんな事では、『目的』など……

　！

　……ここへは二度と来るなと言った筈だ、(プレイヤー名)

ヒュートラム

……なんだ？

ヒュートラム

　…………………

ミーナ

　私、思うんです

　お互いの事を何も知らないままザ・ゼノンを制する事は出来ないと……

　コードマンとコンコードの絆は重要です

　ヒュートラムさんは(プレイヤー名)さんを

　(プレイヤー名)さんは、ヒュートラムさんの事を知らなければならない……

　……勝つ為に

ヒュートラム

　………………

ヒュートラム

　お前に語る必要はない

ミーナ

　迷ってしまったとは言え 勝手に入ってしまったのは私達の落ち度です

　申し訳ありませんでした　ですが―――

ヒュートラム

　必要ないと言っただろう

ミーナ

　そう、ですか……

　……(プレイヤー名)さん

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ラヴィル

　思ってる事、考えた事、全部ぶつけないと 最高のモノは産み出せない　

---

ヒュートラム

　……！

ミーナ

　(プレイヤー名)さん……

　……ふふっ　ヒュートラムさん あなたは(プレイヤー名)さんと契約する時、仰ってましたよね？

　『ザ・ゼノンに参加する目的』それがあればコンコードとしては十分だと

　ヒュートラムさんにもあるんですよね？『目的』が

　……どうでしょう？

　おふたり、その目的を……『どうして勝ちたいのか』を打ち明ける、というのは

ヒュートラム

　…………………アクロコード、だ

　知っているだろう、ザ・ゼノンを制覇すればそれが手に入る……

　願いを、実現する事が出来る

ヒュートラム

　……………………全く、これだから人間は理解できん

　此方が立ち入るな、詮索するな、と何度言ってもしつこく……

　『心配』などと理由を作り幾度も、幾度も……本当に、理解しがたい……

　私は『完璧』でありたい

　なのに理解できない事があろうとは……許せない……

　私の願いは……

　―――人間になる事だ

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▶ ストーリー（ヒュートラム） ※本編ネタバレ注意