ゼノンザード漫画に必要な「現実の面白さ」を見つけるため、竜胆と主人公は二人でゼノンザードの対戦をすることに。そこで竜胆が出した答えは……?
竜胆「ホログラムボードか…… 知識としては知っていたが……」
(ユーザー名)「自分も初めてやるんだけどね」
竜胆「こうして召喚すると……」
ミニオン「――グオオッ!」
竜胆「盤上にミニオンのホログラムが表示されるのか……」
(ユーザー名)「面白いでしょ?」
竜胆「……そうだな」
(カードをめくる音)
(ユーザー名)「じゃあ、アタック」
竜胆「む……! この僕を追い込むなんてやるじゃないか……」
(カードをめくる音)
竜胆「……………………
……なんか 『面白い』って 割とどこにでも散らばってるのかもしれない
(ユーザー名)「……うん」
竜胆「計算した壮大な『面白さ』じゃない『面白さ』って 漫画に持ち込めないと思っていた
今もそうは思うんだが……
でも少し これを描いてみたらどうなるんだろうって…… わくわくしている自分も居るんだ」
(ユーザー名)「描いてみてよ、それ
きっと今までの竜胆先生の漫画とは違う漫画になるんでしょ 読んでみたいよ」
竜胆「描いて、いいのかな」
(ユーザー名)「なんで?」
竜胆「いや…… わくわくもするけど不安もあるんだ……」
(ユーザー名)「ビビってる?」
竜胆「いや別にそんな事は……!」
(ユーザー名)「天才なんでしょ 竜胆は だったら描ける
……って、思うけど?」
竜胆「う…… そんな事言われたらやらざるを得ないだろう……」
(ユーザー名)「やってよ」
竜胆「!」
(ユーザー名)「やってよ」
<A 信じてるから、竜胆を!>
<B 自分達は面白いバトルが出来る!>
※どちらを選んでも変化はありません
竜胆「……っ!
(ユーザー名)…… 僕は――……!」
市街地
クロード「…………………………」
(原稿をめくる音)
竜胆「……どうだろう?」
クロード「このふたりからは ザ・ゼノンを勝ち抜いていく程の強い絆は感じられなかった……」
竜胆「……っ
そう、か……」
クロード「だが……
これからこの二人は成長し 強くなっていくだろう…… そんな予感がした
もしこの話に続きがあるのなら 是非見てみたい
そう思った」
竜胆「ク、クロードぉぉ……!」
ミーナ「やっと褒めてもらえましたね」
竜胆「厳しい編集だったぁぁ~!
クロード、君 もしかしたら名編集になれるかもしれんぞ!」
クロード「俺はただ感想を言っていただけだ」
竜胆「いやもうあとは場所がファミレスで 4、5時間くらいずっと打ち合わせしてる感じあったら 完璧に編集と漫画家だったぞ!」
クロード「……よく分からん」
竜胆「本当にありがとうクロード!! 飽きずにずっと付き合ってくれて……!
この漫画の続き、描くからな! ゼノンザード漫画と言えばユーキリ・竜胆 と言われるくらいの名作にしてみせる!!
ほんっっとうに ありがとう!!!!」
クロード「……役に立ったのならそれでいい」
竜胆「(ユーザー名)もだ」
<え?>
竜胆「……ホログラムボードでのゼノンザード…… あれで進めた気がするんだ
計算だけじゃなくて 冒険も出来るようになった
これは(ユーザー名)のお陰だ
……ありがとう」
<A どういたしまして>
竜胆「僕が人に礼を言うなんて貴重なんだからな 噛みしめるがいい」
ミーナ「え? でもさっきクロードさんに何度もお礼を言っていたような……」
竜胆「……!! それはその、えっと……!」
<B お礼は竜胆の描いた漫画全部でいいよ>
竜胆「現金な奴だなぁ……」
クロード「……竜胆 今から一戦しないか」
竜胆「え?」
クロード「漫画を読んで 今のお前達の実力を確かめたくなった」
ミーナ「再びバトルですか!」
クロード「この間は不完全燃焼だったのでな どうだ?」
竜胆「……フッ、丁度いい 僕も試したかったのだ 一歩踏み出せた僕と(ユーザー名)の力を……
行くぞ (ユーザー名) 見せてやろうじゃないか 僕たちの友情・努力・勝利を
僕らのゼノンザードはここからだぁぁぁっ!」
――ズッギャアアアアン!
(ストーリーバトル:クロード)
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